RYOさん作
ゼクエンツ
1:72scale
使用キット : デッドリーコング他
・製作コメント
今までゴリラ系の改造はしたことなかったので、今回初挑戦してみました。
この作品のコンセプトは、「汚しに緩急をつける」です。ただ、基調とする色をつや消しブラックにしてしまい、
さらに自分の実力不足も重なり、肝心のウェザリングが目立ってくれていません。。
めげずに説明しますと、地面と多く接するであろう脚部は汚しを多めに。 背部のブースターはこれまた煤をイメージして多めに汚しています。
背中に背負っている十字架は、全く汚していません。
下地はつや消しブラックで、銀色を薄くとき、上から軽く吹いています。MAX塗りはこういった 暗めの表情をつけるのにも便利だと感じました。
さらにタミヤのファンデーションを使用。
暗い色にも有効で、普通に塗装しただけでは出にくい砂埃の感じも、このアイテムなら十分に可能だと感じました。流石タミヤです(笑
新型っぽい機体・・・・でも汚れている、といった感じが出ていれば作戦成功です。
・オリジナル設定
惑星Ziでの長きに渡る戦争によって、親を無くし、行き場を失った子供達が大勢いた。
しかし、そんな彼らに手を差し延べる組織が存在した。彼らの名は「キリエ」。
このゼクエンツは彼らの切り札的存在であり、他のどのゾイドにも見られない特殊な装備を施すことによって、
従来のゾイドとは全く別物の戦闘力を得ることに成功した。
右腕に装備された大型バズーカ「ダヴィド」は、大型ゾイドでさえも一撃で沈め、 左腕に装備された荷電粒子砲「シビッラ」は群がる雑兵を一掃する。
背中に背負った十字架には、孤児達を守る意志と、絶対的な力が宿っているという。
〜主催者かすかびーとコメント〜
どひゃー1ヶ月以上更新が滞っておりました。さすがに空きすぎですねスミマセン^^;ゝ
なんか皆さんの作品とその物凄い熱意に圧倒されて、これだけの熱い作品群に
一体どうやってコメントしたら良いものかと悩み挙句に戦意喪失状態に陥っておりましたw
と言いますのは、ネットコンペでよく見られる「褒め殺し」が私には出来ないのですよ。
だがしかし褒める以外有り得ないほど素晴らしい作品群…なんだこの悩みはorz
えーい褒め殺しちゃうよもう!w
という訳で1ヶ月間の沈黙を破るに相応しい作品、その名はゼクエンツ。
この作品を初めて目にしたのは確かmixi内でしたか… しかもあのサナトスから間もなく立て続けに発表されたこのゼッくん。
内心もう勘弁して欲しいって思いました。一歩間違えたら大失敗しそうな派手なデザインのゾイドですが
ウイングも十字架も、素材の特徴を生かして違和感無く纏められているなぁって思います。
目も口もなく威圧感のある頭部も良いですね。(1枚目の写真を始めてみたときは赤いのが目だと思ってしまいましたが^^;
それから独特の設定も斬新ですねー、そう来るか..といった感じ。ついストーリーを妄想しちゃいます。
改造で残念だったのは丸見えな間接軸とぽっかり開いたスイッチ部でしょうか。
たったそれだけの為に見る者に「大味である」というイメージを与えてしまう可能性すらあります。
そういうのって地味で面倒な工作ですが、だからこそ努力を惜しまず徹底改修すれば模型としての価値が一気に上昇すると思うのですよ。
塗装は全身グラデを吹かれていますが、とても重量感があり戦隊モノに出てきそうな感じ。(色味だけの話ですよw
グラデって全身に施すとなんだかボンヤリとしすぎてちょっとメリハリが無くなってしまうのでは?と思っていたのですが
というか私がやるとそうなってしまうのですが、この作品のグラデは何故かちゃんとメリハリを感じます。ブラック&シルバーの相性も良いのでしょうね。
ウェザリングは確かに黒ボディだと目立たなくて難しいのですが、グラデを施してある時点で既に褪色っぽく感じますよ。
激しい汚れがなく褪色のみ進行している機体に見えますから、ロールアウト後しばし戦闘に出ることなく封印されていた?そんな印象を受けました。
あと写真、基本は抑えてますがあまりに真っ向勝負し過ぎな感があります。もっとズルくて良いと思いますよ。
煽り・斜め拡大・照明効果… 色々な技法を利用すれば作品の良さを100%引き立てられる筈ですから、サナちゃんの撮影期待してます!
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