紋別市民さん作
山猫&熊猫
1:72scale
使用キット : ヘルキャット
ベアキャット >> ヘルキャットに『口』を付けたいと以前から思っていて、ふと中島みゆきの「やまねこ」を
聞いていた時に何かが頭にひらめき、そのイメージで色々と追加工作が始まりました。
口 : シェルカーン(?)の物を流用、その後首元にジャンクパーツをデコレート。
脚 : ジャンク状態のヘルキャット脚を削りだし、空洞に合わせ接着。
武装 : 前部ビーム砲を撤去し、ジャンクパーツを組み合わせガトリング砲を製作。背部はジャンクパーツを貼り付けている内にいつのまにかこうなってました(ぉい
備考 : 完成後、どう見ても「山猫」では無くなったので、急遽『熊猫』ベアキャットに変更。
なお、熊猫などと言う生き物は存在しません(後書き参考)
ワイルドキャット >> 一機目をある意味で失敗してしまったので、以前手を付けて放置していた共和国仕様ヘルキャットを急遽発掘し、製作を開始。
頭部 : 共和国コクピットに変更、頭部カバー内部を削り調整。
脚 : ジャンクパーツで多少変化をつけ、パテで形成。
武装 : ガイサックのビーム砲&銃座をベースに、ジャンクパーツを貼り付け。前部ビーム砲はジャンクパーツを貼り付けたのみ。
塗装 : (両機共通) 暗緑色をベースに混色ダークイエローとジャーマングレー(Mrカラー)を迷彩風に塗装。
ウエザリング : 全体に混色し薄めたブラックグレー(エナメル)を吹きかけ、つやを落とし、足回りを中心にウエザリングカラーマッドを吹きかけ、使用感と埃と汚れをイメージ。
銃身に焼鉄色、腹部や排気口を中心にすす汚れ等を再現
この二機、WW2当時のアメリカ海軍戦闘機愛称と同じ名前になってしまったのは多少意識したとはいえ、なんとも・・。
(山猫→F4Fワイルドキャット、熊猫→F8Fベアキャット、尚ヘルキャットも存在し、正式にはF6Fヘルキャット)
〜ZAOD特派員 RYO氏コメント〜
紋別市民さんの山猫熊猫の登場です!
まず注目すべきなのは、2体で1つの作品だということです。
これはなかなか斬新なアイディアです、小隊単位で1つの作品という試みはなかなか無かったですからw
さらに、1体ずつに全く違った工作を施されている点にも注目です。
まずベアキャットから! 口!!口がついてますこの子!!!これは無かった発想ですよね。
確かアニメでステルスバイパーに口がついていたような気がしますが、 帝国コクピットに口をつけた作品はこれが初めてではないでしょうか?
口をつけただけで劇的に迫力が増すのは、視覚効果を上手く利用していると思います。
胸部のガトリングにも注目です。こういった地味だけれど、しっかりアピールしてくる武器は非常に好きです。
2機で口径が違うのもそれぞれの役割を意識しており、素晴らしいです。
ただ、顎の形状が少し「とってつけた感」が否めません。きっと下あごが上あごに対して大きすぎる点が問題なのでしょう。
個人的に、改造ゾイドはバランスが最も大事だと考えています。
各部のバランスが少し崩れただけで、全体のシルエットを害してしまいます。
背部のビーム砲も少し迫力に欠けます。
次にワイルドキャットです。これは非常に良い感じですね!
共和国のコクピットがヘルキャットにこんなに合うなんて思ってもみませんでした。
パーツの使い方が奇抜で私も見習いたいです。
こちらは背部の武装がかなり良い味だしてます。
武装もしっかりと加工されており、細かい気配りも大切にされているのがよくわかります。
てっぺんのレーダーも、味があって素晴らしい!!
うーん、このコクピット、合うなぁー(何
塗装も森林明細っぽくて良い感じです。
個人的に筆塗り系迷彩はあまり好きではないので、こういったぼかし系の迷彩は非常に好みです。
色調も統一されていて、作品全体の雰囲気向上に一役かっています。
全体としてみると、ワイルドキャットが良いだけに、ベアキャットの完成度が気になります。
2体で1つの作品にするというのは興味深い試みですが、片方に完成度が傾いてしまうのは非常にもったいないです。本当に惜しい。。
ただ、この作品には私自身もたくさんのことを学ばせて頂きました。
紋別市民さん、ありがとうございます! ワイルドキャットくだs(黙れ
〜主催者かすかびーとコメント〜
ザコキャラのツルミ作品はイイですね〜w 絵になります。
せっかくのツガイですから、其々の役割や性格などを考えて武装を差別化するとますます絵になると思いますよ。
例えば片方は攻撃型⇔もう片方は通信型 みたいな感じで♪
それから特派員RYO氏が全てコメントしてくれている通り、顎アイデアは良かったのですが、これだとちょっと顎には見えません。
紋別市民さんはアイデア力に長けていますが、それを具現化する際にうっかり手抜きしちゃった感があるところが残念です。
手抜きせずに、無いものは作ればいいわけです。←技量を持っている人にしか言いませんよこんな辛口w
塗装も、どうにかこうにか進歩しようと試みている感じが伺えますが、如何しても旧作品と同じ塗装に落ち着いてしまっています。
それは同じモデラーが作っているので当然と言えば当然なのですが、せっかくのコンペなので途中経過を掲示板で皆に見て頂いて
意見やアドバイスを聞きながら『じっくり』製作すれば吃驚するほど進化すると思いますので、vol.2では是非お試し下さい ( ^×^)
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