ムラさん作
Taranto (タラント)
1:72scale
使用キット : ZOIDS CBZ04 ハルパース
■工作
今回はとにかく蜘蛛っぽくなるようにしたいと思い、頭部を中心にジャンクパーツで 改造しました。
蜘蛛の記号とも言える眼と牙がポイント。他、尻の短縮やボディ側面の ディティール削り&追加などです。
■塗装
@基本塗装はタミヤアクリルのエアブラシ。細部を筆で塗りわけ。
Aタミヤエナメルでウォッシング。薄めで全体を施した後、濃いめで細部を強調。
Bパステルと綿棒で錆、雨垂れ、焦げなど。あと塗装の剥げをジャーマングレー等でチョイチョイ。
Cタミヤパテ(チューブ)をクレイオスのラッカー溶剤で溶いたものに、シーナリーパウダーを混ぜた “特製泥”を腹に塗布。
乾いたらザラついた部分をエアブラシで塗装。
こんな感じで特に変わったことはやってませんが、Cは最近ちょっと思いついた泥表現で、 うまくすれば凹凸が付いて面白いのでオススメ。
主に単機で斥候として運用されていたハルパースに武装を施し、遊撃隊としての運用を 可能にした機体が“タラント”です。
機首には赤外線画像監視装置をはじめ、レーザー照射測距装置、 目標追尾装置などを備え、昼夜を問わず遠方からの目標補足〜追尾が可能でした。
6機1編成での作戦行動を前提とし、装甲と引き換えに獲得した高い機動性と連携攻撃によって、 時には大型ゾイドを撃破するなど十分な戦果を挙げました。
〜主催者かすかびーとコメント〜
これは…すごいですッ 汗
元ネタを知っていながらも、まるで電動ギミック搭載の大型ゾイドじゃないか!?と 思ってしまうほどの巨大感です。
丁寧に塗り分けされているし爪先のチッピングや腹下の泥汚れも徹底してスケール感を追及されてますね。
それに特製泥は名案!早速私も今度試してみたいです。
このサイズで銃口まで開口されていて…きっと穴径は肉眼で見ると目を細めてしまうほどのピンホールでしょう?
何処をとっても完璧!プロ級の完成度だと思います。
撮影の感じも驚きました。このような生々しいまでの臨場感を如何にして出しているのかな?って悩んで、
思わずムラさんに直接メールで問い合わせてみたのですが、聞いて再び驚き、蛍光灯下でコンデジ撮影!?
てっきり特殊な照明を当てて、とんでもない望遠鏡みたいな一眼レフで撮影しているものかと思ってしまいました。
それから、こんなにも良い作品を上手に撮影されるモデラーはやはり投稿形式などもセンスが良いです♪
画像はご投稿頂いたまま一切フィルタを掛ける必要がありませんでした(大体は皆さん少しはコントラストなどを調整する必要が生じるのですよ?
画像サイズもこのまま600×400ピクでサイズは60k前後と、理想的。
文章も適度に読みやすい形に纏まっております。全てに於いて見本となる良作品です!
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