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作品名 : EZF-014D-1 ザントメーデル1型 (Sand Madel ausf1)
使用キット : セミスクラッチ
不整地での活動を考慮してイグアンを再設計した機体。主にチェピンの国営工場とガイガロス兵器工廠で生産された。
直立姿勢から前傾姿勢に変更、脚部構造の改良により、運動性能と路外走行速度を向上させた。
また砂漠での運用に当たり排熱システムを改良し、機体各所に防塵装備が施されている。
機構はできるだけ複雑化を避け、前線での整備を考慮したものになっている。
そのため稼働率、信頼性には定評が高く、レブラプター登場後も愛用するパイロットは多かった。
特徴的なのが腹部に装備された下方ビーム銃である。これは砂中から奇襲をかけてくるガイサックへの対策として装備されたもので、車両や歩兵への攻撃にも活用された。
1型の総生産数は872機と言われる。
本機を愛用したパイロットとして、ディルクス=B=バウアー中尉が著名である。
彼は第一次前面会戦から実戦に参加。奇襲戦闘隊との戦闘を得意とし、通算で87機ものガイサックを撃破。
共和国軍から「サックキラー」と呼ばれ恐れられた。
〜製作について〜
胴体は中型ゾイド用のゼンマイの外装。腕はモビルジンとBJPMの組み合わせ。
爪はスピノサパーのものです。足はM1アストレイとモビルジン、足首はハリケンホークのもの。
尾はブラキオレックスから。首もブラレクからですが加工したのでどこを使ったか忘れました(^^;
背部装甲はガーニナル、発煙弾射出機はデッドバスターのミサイル。
武器はゼネバス帝国軍大型ゾイドの共通武器とシュトルヒのビーム砲、左腕のグレネードランチャーはプラ棒から製作。
センサーは市販パーツとパテで。 その他色々なジャンクパーツで各部をデコレートしています。
マーキングはまたしてもゾイドのシールの他にフジミ模型の戦車デカールを使用。
〜ウェザリングについて〜
今回もウェザリングマスターをメインに。 全体的にスポンジでサンド、ライトサンド、サビを使って汚しています。
特に足 回りは重点的に。一部にバフでドライブラシ。
ダメージ表現として、各部に被弾の痕を。ドリルで削ったり焼き針で穴を開けた りしています。
一応頭部のは低出力のビームがかすった痕、脚部のはアタックゾイドや歩兵の小火器による弾痕といったイメージで。
チッピングは鑢で表面を少し削ってその上にシルバーをのせています。
グレーの部分はサフの色だったり(笑) あとは平面的な部分を中心にフラットアルミでドライブラシ。
水色のラインマークは剥がれた感じを出すため、マスキングしたところに塗料を落とした筆で描いています。
最後にライトサンドをブラシで擦り付けてトップコートを吹いています。
〜主催者かすかびーとコメント〜
工作内容を読んでみるとどんだけ〜大変なセミスクだったか察します(汗
一見イグアンベースの改造に見えてしまいますけど、それだけ自然な仕上がりであるということですよ。
素材元ネタを色々書いて頂きましたけれどモグリな私には何がなんだかサッパリ分かりませんでしたが^^;
こーゆアイデア改造は見ていて面白いし、きっと作っていても楽しいでしょうねッ。
センスがないとこんな自然なフォルムにはならないと思います、うん。
ウェザリングもアクセントがあってカッコ良いです。
特に頭部のダメージは一瞬、削って地下を出しているものかと思いましたがよく見るとペイントなんですね??
ドラブラによる爪の金属感も凄いです。(私ドライブラシ苦手だからあまりやらないんですよ
その他、識別帯の絶妙な剥がれ具合とか、墨入れによる輪郭強調など小型ながらに見ごたえ十分な作品。
脚部の防塵カバリングもナイスなアイデアでした。マシーネンではよく使われるパテ使用法ですがゾイドでもイケますねコレは..
それと、撮影も前作より上達しましたか!?
不自然なテカリも少なく作品の質感が分かり易くなりました。
次回はカメラのコントラストやホワイトバランスなどもしっかり設定してみて下さい。
・・と、脱オート撮影です。オートだと奥行きのある被写体に対しては一番手前の部分にピントが合いやすくなってしまいます。
しっかり作品の最も魅せたい部分にピントを合わせるためには脱オートです。
そして現状では影を敵に回してしまっているようですね?影をも味方に付けてしまえば立体物としての魅力を100%引き出すことが出来ると思うのです。
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