極光さん作
EZ-06DG[Z] モルガDG型(ツィメリットコーティング)
1:72scale
使用キット : モルガ
〜設定〜
西方大陸戦争中期に投入された機体。各部に防砂処理を施され、通信能力強化のためシュテルンアンテナが装備されている。
外見上の最大の特徴は全体に施されたツィメリットコーティングである。
これは吸着地雷による攻撃への対処として施されたものだが、ヘリック軍がそれを使用したという記録は残っていない。
DG型の生産数は200機前後と言われているが、特にツィメリットコーティング仕様に関しては資料が散逸しており、
その正確な生産数、投入時期などについては不明な点が多い。
この機体は『グロス・ガイロス』師団、第504突撃機械獣大隊所属のジルベルト・ボウマン少尉の愛機と思われる。
彼は愛妻家として有名で、機体に妻の名前を書き込んでいた。
〜製作について〜
ツィメリットコーティングはダイソーの万能パテで行いました。
表面に薄くパテを盛り付け、マイナスドライバーで模様をつけるという作業の繰り返しです。
頭部は綺麗に仕上がったと思います。ダイソーパテは割りと乾燥時間が速いので少しずつ、
こねて盛って模様つけて次、と言う感じにテンポ良く作業できました。(逆に言えばいっぺんには出来ないのですが)
シュテルンアンテナは、厚紙にコンパスで描いた円に沿って等間隔に穴を開け、そこに短く切った伸ばしランナーを刺して上端を纏めて接着、
最後に主軸となる長い伸ばしランナーを接着するという手法で製作。
基部は3ミリのランナーで。…このアンテナが何度も折れて泣きました(笑)
地味に排気ダクト(?)等にはアルミパンチングプレートを貼ってあります。
塗装は相変わらずの筆塗り。ダークイエロー単色です。機体番号と部隊マークは筆、頭部の『Erika』の文字はマーカーで書き込みました。
〜ウェザリングについて〜
ブラウン系のアクリル塗料を水で薄めてウォッシング(と言っていいのでしょうか?)。コーティングの凹凸を目立たせるのが目的です。
その後バフでドライブラシ。ウェザリングマスターのススで銃口等を汚しています。
また今回はウェザリングスティックを使用してみました。
ライトアースで足回りの泥汚れを表現してみたのですがいかがでしょうか。
〜コメント〜
一度やりたかった、ツィメリットコーティングのモルガです。モルガはやはりAFV的なイメージが似合います。
惑星Ziに吸着地雷が存在するかはとりあえず置いといていただければと(笑)
Erikaの文字はモリナガ・ヨウ氏のドイツ戦車のイラストやMa.Kからのネタです。
愛機に恋人や奥さんの名前書くのって雰囲気が出て良いですよね。
アンテナは上記の通り強度が弱く、真鍮線とかで作ればよかったと少々後悔してます(苦笑)
マーキングを手書きにした理由はやってみたかったというのもありますが、デカールが貼れないというのが主です。
なので比較的マーキングは押さえ目です。(スパイカーKやザントメーデルが貼りすぎという説も)
〜主催者かすかびーとコメント〜
ツィメリット キタ - .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!!
誰かやりそうで誰もやらなかったツィメリットさんです。
よくAFVで見かけるこのコーティング、私今まで意味知らんかったので先ほどネットで少々調べてみました。
磁気性の爆弾を付けられてしまうことを防ぐためにするものだったんですね〜
てっきり被弾した時になんかこう・・クッションになるとか?そんな役割なのかと今まで思い込んでいました^^;ゝ
・・・となればゾイドで最もそれが相応しいのはモルガでしょうww
ペタッ ボカーン! カランカラン... (萌
サーセン。。
ただ私メール開封してこれを初めて見た瞬間「ぎょえっ、生物的!」と思ってしまったんですね。
なんかThis is芋虫!みたいな。
なんでかな?ネットで色んな人のツィメリットを見て比較してみたのですが、極光さんのツィメリットは
他の熟練者の物と比較して一つ一つのブロックが丸み帯びている?
実在戦車のツィメリットなども、ブロックのひとつひとつが角ばっている感じに見えます。
どうしたらそんなカクカクなツィメを再現できるのでしょうかね?誰か教えて下さい。
しかし遠目で見ればそれなりの雰囲気は出ています。1枚目とか2枚目の写真ですな。
あ、それから歩兵に磁気爆弾を付けられることを防ぐという意味合いならば
側面だけコーティングが必要なわけで、機体上面は必要ないのかな。
次回そのあたりを注意して是非さらに進化したツィメを拝見させて頂きたいところです。
独特な形状のアンテナや、恋人ネームなども雰囲気が良いです。ってかエリカって誰ざんす〜?(ニヤニヤ ・・・冗談です。
100均のアルミパンチは最近私もよく使います。これ柔らかいから切り出しも曲げ加工も容易で便利ですよね。
ウェザリングは下廻りにこびり付いているガビガビな泥が凄くリアルですし、
銃口の煤汚れも"ドガガガ"と撃っている雰囲気が伝わってきますよー。
写真撮影も回を重ねるごとに上達していて気持ちがイイですね!
現状では1つの光源で照明を当てているのでしょうか。まだちょっと影を敵に回している感があります。
今後はその邪魔な影を消したり、立体効果に応用させるテクを覚えるとますます良くなるんじゃないかと思います。