2009年11月22日、第2回ZAOD展示会が東京世田谷区、北沢タウンホールで行われました。

開催時間は11:00〜19:00、入場は無料!

総勢150を越える作品数の大規模展示会となりましたが、おかげ様を持ちまして無事に終了しました。
それでは、展示会の様子をZAOD展示会執行委員メンバーの三式がレポートさせて頂きます!

■会場■

会場は北沢タウンホール
http://kitazawatownhall.jp/

当日の天気予報は雨でしたが、早朝に多少ぱらついた程度で、何とか日中は降らずに済んでくれました。
第一回ZAOD展示会の会場、大阪府立青少年会館よりもかなり広いスペースで、そのおかげで多くの作品を展示する事が出来ました!

当日はどの位の人が集まるんだろう…と心配していましたが、入場開始(11:00)直後から沢山の来訪者の方に来て頂き、終了時間(17:00)までずっと人が絶えることなく、大変な賑わいを見せました。

奥の方に人が溜まっているのが分かるでしょうか?

会場には、模型誌に掲載された作品やバトルストーリー登場機を再現した作品など、非常に注目度の高い作品が集まりました。
それらの作品には自然と人も集まり、談義に花が咲きます。

ゾイドを通して楽しい時間を過ごして頂いた事は、展示会を開催して良かった!と本当に報われる思いです。

また会場は写真撮影は完全フリーとしていました。
熱心に写真を撮っておられる方も沢山居ました。

作品 巨大ジオラマ 巨大ラジコンモルガ 資料コーナー モルガレース SPECIAL THANKS 次回 ---

■作品■

会場はまさに作品だらけゾイドだらけ。各作者の趣向が凝らされた改造ゾイドで埋め尽くされました。


デストロイヤーキャノンが見事に再現された作品も。ものすごい巨大さで、1/72にも関わらず1/1重火器と言われても通じそうな大きさです。


作品もですが展示法も各人様々で、下地に装飾を置いてある作品もありました。見せ方も重要ですよね。


ブロックスでバトスト登場機を再現したり、ドスゴドスを使用してニューイグアンを作ったり、アイデアあふれる作品も目立ちました。


トビー・ダンカン仕様の高機動デスザウラーは注目が非常に高かった一機です。バトスト機を再現するだけでなく、アレンジが入っているのが凄い。


ミリタリックなものからバイオゾイドまで、バリエーションは様々です。


ラジコンゾイドが多かったのも特徴でした。ダブルソーダ、マルダー、シーパンツァー、マッドサンダーはリモコン操作が可能です!




高速ゾイドの改造はやはり人気が高い! 中でも3匹の虎伝説を丁寧に作った作品には、高い注目が集まっていました。


模型誌に掲載されたゾイドも惜しみなく大々的に展示されていました!雑誌の中のゾイドが生で見れます!


こちらも模型誌に掲載されたゾイドが並びます。 また同一作者により作品も展示されていました。中央のバイオティラノは超巨大フルスクラッチ作品として製作中のものです。


ミリタリックでゾイドらしく…。 表面処理の凄いもの、関節を仕込んであるライジャーなど、質の高い改造ゾイドが並びます。


g12.jpg (170484 バイト)

可動素体と組み合わせた作品もありました。 新しい方向性として大いにアリでしょう!


非常に新しいラインを持ち、それでいてスマートでカッコいい! スクラッチやミキシングによるオリジナル作品も数多く並びます。


このような新しいラインを持つゾイドは、ゾイドの新しい方向性を示したものと言えるのではないでしょうか。


中央のピラニア型“モルドル”はLBゴジュラスの部品が多用されていますが、全く違和感無く作られているのはまさに秀逸!


極限まで作りこまれたマーダやレイノス、ダークネシオスなど、いつまで見ていても飽きがきません…。


PCと組み合わせた面白い展示法もありました。 イカ型ゾイドやブリッツハーケンをジェノブレイカーっぽく仕上げた作品など、アイデアが面白い!


ダークホーン親子もありました。高い技量を誇る作品ですが、とても微笑ましい光景…。


デスドッグ、イエティコングなど、バトストからそのまま登場したようなゾイドも多数展示されていました。憧れの機体が目の前にあります!


ここに写っているディメトロドンなど、旧ゾイドを新しいラインにリファインしたようなゾイドも展示されていました。 あとなんだか凄く可愛いバイオティラノも…。


グスタフやガンブラスターなど、非常にミリタリー色の濃い展示があるのと同時に、スピード感のあるヒーロー色の強いゾイドも展示されており、作品のバリエーションの多さを改めて感じます。


ゴーレムは、表面質感の表現に大きな注目が集まっていました。 またバイオゾイドでもオリジナルゾイドが出ており、バイオゾイドの根強い人気を感じます。


g23.jpg (161442 バイト)

ブロックスゾイドの組み換えによる作品もあり、ブロックスの可能性を強く感じさせてくれます。

 

作品数はまさに圧倒的!
これらの作品が一同に介し、改造ゾイドイベントとしてはまさに史上空前のものだったのではないかと自負します!

出展者一覧(順不同 敬称略)
KB コヨーテ コレル
のせ リッド まるはる
みけけ TaTsuYa おえ
三式 RYO WildRiver荒川
シュウヤマ 加速川 NMR
NK 紙白 AISEN
サーデェンス ムナはら 比和
両目眼帯 たーちゃん RED
JOHNNY JULAS とんがり
蒼人 デンエイ
kino 諸山下呂 ヴァルデイド
あかばね とんそく やまい
カ+× ミユウ RIN
KU6GANE Aniki% せんぼう
リュカイナ サガ  

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■巨大ジオラマ■

通常の出し物の他に、超巨大ジオラマも展示されました。
このジオラマは、この日のためにZAOD展示会執行委員のメンバーによって作られたものです!
キングゴジュラスとそれに匹敵する超巨大ゾイドが2機入ってもまだまだ余裕がある… と言えば大きさが分かって頂けるでしょうか?

ミキシングビルドによるオリジナル超巨大ゾイド

RYO氏製作によるSANATOS

前回の大阪大会のアンケートでは、ダントツで人気のあった機体です。
が、大阪大会時より改修されており、更に完成度を高めています!

白い機体に緻密なウェザリングが栄えます。

力強いフォルムとキングゴジュラスにも引けをとらぬその存在は、圧倒的と思われたキングゴジュラスに勝てる可能性を確かに見せてくれます。

 

キングゴジュラス改造機

コヨーテ氏製作によるザ・カラミティーブレーカー

あまりにも圧倒的な体躯に思わずため息が出ます。
また、これだけ巨大にも関わらず、緻密な塗装とウェザリングにより、素晴らしい実在感を感じる作品でもあります。

脇に巨大なランスを携え、ノーマル機よりもパワーアップしている事を感じさせます。

 

FCソフト ゾイド黙示録に登場する幻の暗黒軍最強ゾイドを再現した超巨大ゾイド

おえ氏製作によるデスバーン

ギル・ベイダーをベースとしつつも、強大な火力を備え、炎のように真っ赤に燃える体色を持ったそれは、明らかに格上の機体を思わせます。

これだけの超巨大ゾイドでありながら、全身には細かい装飾が施されており、非常にリアルな作りになっています。

最強の3機が戦うこのバトル、その行方は…!?

機体も大注目ですが、舞台も趣向が凝らされています。
岩肌と溶岩の表現、そして足元には朽ちて溶岩に飲まれ、溶け果てたゾイドたちの姿が…。

画像でコマンドウルフが溶岩に飲まれているのがお分かり頂けるでしょうか?
この他にも、ゴルヘックスやモルガがジオラマの台地に散っています。

様々なドラマを感じさせるジオラマです。

ちなみにこのジオラマベースは分割式に作られており、展示会終了後、希望者に無料で配られました(!)

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■巨大ラジコンモルガ■

執行委員の、のせ氏製作の巨大ラジコンモルガ。
横においてあるPSのコントローラーで操作します。

とにかく巨大です!
メンテナンス中の風景より大きさを想像してみてください。
縮尺で言うと、だいたい1/15くらいとの事。

しかも大きいだけでなく、見ての通り非常に良く作りこまれており、造形的にも大注目の作品です。

また、動きが実にモルガらしい動きをしてくれます。
単に前進後退だけなんてとんでもない!
動く時はモルガらしくうねりながら動くし、その際に小さな足もちゃんと動いているし、コックピットは光るしレーザーカッターは開閉するしガトリングは回るし!
まさに究極にして最高のモルガです!

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■資料コーナー■

また、これも目玉展示の一つと言って良いでしょう。
圧倒的な量の資料集も展示されていました。

模型誌の切り抜き、学年誌の記事(ゾイドバトルストーリー未掲載のもの多数!)、コロコロの漫画、またゾイドのアメコミなんてものまで!

資料は自由に観覧可能となっており、この場所も常に人で賑わっていました。

旧ゾイド時代の学年誌の切り抜きなどもあり、参加者注目の的となっていました。

また、会場にはゾイド関連の音楽も流していましたが、ここも半ば資料集のような状態に。

アニメゾイドのサントラはもちろん、知る人ぞ知る旧ゾイド時代のゾイドイメージソング、素敵なサマーボーイ(レコード!)、ゾイドバトルミュージックなんてものも…。

まさにゾイド尽くしな会場だった事がお分かり頂けると思います!

資料提供者一覧(順不同 敬称略)
三式 とんがり CRISIS
ジャンク回収人コバ NMR みけけ

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■モルガレース■

会場でアンケートを出して頂いた方には、モルガチキンレースをやってもらいました。

ルールは簡単。
好きなモルガを選び、好きなだけゼンマイを巻いてスタート!
止まった位置にある番号の商品がもらえました。

3機のモルガは軽いの、重いの、(見た目的には)速そうなのとバリエーションを取り揃えました。
一番人気はホネモルガで、実際距離は最も出ていました。

商品はこちら。
すごく…豪華です。

尚、これらの景品は皆様のご好意により寄付して頂いたものです。
貴重な御品を、どうもありがとうございましたm(_ _)m
おかげさまを持ちまして、モルガレースは好評を得る事が出来ました。

商品は、HMMジェノブレイカーや限定のメッキゾイド、ゾイドグラフィックスやカスタマイズパーツなどなどなど。
通常ゾイドだけでも豪華なのに、限定ゾイドが在るのが凄い。

ちなみにアンケートでお聞きした内容は、印象に残ったゾイドや会場の雰囲気はどうだったかなど。

印象に残ったゾイドはダントツで巨大ラジコンモルガ!
1200mmキャノン砲やトビー・ダンカン仕様デスザウラーなども大人気でした!

会場へのご意見は、展示数が多くて良い等の意見を頂いた反面、照明が暗かったなどの意見も頂きました。
これらの意見は、次回大会での改善につなげさせて頂きます!

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■SPECIAL THANKS■

今回の展示会は、様々な方の力をお借りする事で成功に導けました。

展示会に協賛し、作品を展示してくださった方、
当日、会場までお越し頂いた皆様、
様々な媒体を通じて展示会を宣伝して下さった方々、
…etc.

この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

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■次回■

次回は2010年 大阪で行います!
今回の展示会の経験を踏まえ、より満足していただけるような展示会にしますので、どうぞご期待下さい!!

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